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できることを取り上げません!

こんにちは

羽島市の認知症介護の未来を明るくするグループホームすずらん(幸せの再来)です。

 

皆さんにお部屋の掃除やベッドメイクをしていただきました。

 

 

すずらんでは「できることを取り上げません!」を介護方針の一つとして掲げています。

 

人間の日々の営み。

意識していないだけでたくさんやっていることがあります。

朝起きて顔を洗って朝ご飯を食べてトイレに行って新聞を読んで着替えて散歩して帰ったらお茶を飲んで・・・

それら全てに準備や片付けが必要です。

顔を洗うのにはタオルがいります。タオルが何か理解して、どこにあるか把握していることが必要です。

そして使ったら洗濯して干さないといけない。洗濯機の使い方はもちろん洗濯ばさみやハンガー、その日の天気を考えて外に干すか中に干すか決めています。

ご飯も作らないといけないし、食べたら食器を洗わないといけません。

トイレもペーパーがなければ補充しないといけない。

着替えも何を着るか選んで、お茶も自分で作るかペットボトルを買ってこないといけない。

 

これらは介護者がやってしまった方が早く正確できちんとできることは多いです。

 

でもそういう小さなこと全て合わせて「生活する」ということ。

上げ膳据え膳、部屋も勝手に綺麗になってる、着替えも勝手に準備されている。

そんな状態は「生きている、生活している」のではなく、「生かされている」に近いんじゃないでしょうか。

だってそこには利用者様の意思がない気がします。

 

だからすずらんは「できることを取り上げません」。

 

利用者様の意思を尊重し、利用者様が選択したことを尊重しながら生活を支援していく。

そんな介護を目指し日々頑張っているすずらんです!