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得意なことは自信を持ってできるもの!

こんにちは

羽島市の認知症介護の未来を明るくするグループホームすずらん(幸せの再来)です。

 

先日、利用者様の骨盤ベルトが破れてしまいどうしようかと悩んでいたところ、

「縫えばまだ使えるわ」と自分で縫ってくださいました。

糸を針に通すのもご自分でやられます!

でもさすがにちょっと難しい・・・?

縫うのはお手の物!真剣な表情です!

 

「昔は、自分でいろんなものを縫って作っていた」

「子供の服は全部私が縫って作ったんやよ」

 

今みたいに安く服が手に入る時代ではありません。

こういった物を大事にすること、これからも大切にしていきたいですね。

 

皆さんやれることがたくさんあります。

我々介護者も気づいていないこともたくさんあるかもしれません。

「(今現在、実際に)している活動」と

「(今はしていないけど本当は)できる活動」の差を見極めて、

「できる活動」を「している活動」に変えていく。

自立支援のアプローチの一つです。

 

何から何までスタッフがやってあげることが良い介護ではありません。

ただ、自立の強要にならないよう気を付けなければいけないですね。

その辺りの加減が非常に難しいですが、

それこそが介護職の専門性が発揮されるところかと思っています。

 

うまく利用者様のやる気を引き出して自立を促す。

やれることが増えると自信につながり、活動量が増え、さらにやれることが増えていく。

すばらしい好循環です!

 

そんな好循環がたくさん生まれるグループホームになるよう頑張っていきます!